東北地方で秋に行われる芋煮会。河原などに集まり、里芋を使った鍋料理を作るんです。
今回はキャンプ場で、山形・置賜風芋煮を作りました!
やまがた愛の武将隊・上杉景勝の秘伝の書に書かれた置賜風芋煮の作り方をご紹介します♪
今回放送のレジャーハンターでは、やまがた愛の武将隊から水原親憲殿が助っ人として登場しました!
【材料】
・里芋(皮付きが間違いなく美味。皮が剥かれているものでズルするのも可)
・水
・長ねぎ
・板こんにゃく
・ごぼう(入らなくても無問題。むしろ入れすぎ注意)
・キノコ(しめじ、舞茸、等お好みで。地元ならではの品種や複数混合が美味)
・牛肉(置賜・米沢風には必須。切り落し部位でいいので質の良いものを用意)
・豆腐(他地域では眉をひそめる者もいるが、米沢では入れないと村八分にされる。木綿を推奨)
【調味料】
・醤油(薄口不可!)
・砂糖(入れすぎ注意!)
・日本酒(入れすぎても何とかなる系)
・和風だし(なくても何とでもなる系)
・味噌(目立たぬが重要な任務の遂行を任された忍衆)

【下準備・作り方】
①里芋は皮を剥いておく。(剥かれていれば必要なし)
基本切らずにまるごと煮るが、極端に大きいものがある場合等はサイズを切り揃えて兵力を均一化しておく。


②ごぼう(入れる場合)は皮をこそげ落としてささがきして水責めあく抜き。


③キノコは石突を落としほぐしておく。(うま味が抜け兵力が落ちるので水攻め厳禁)

④板こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎる。(こんにゃくに刃を向けるなど味のわからぬ愚か者の所業也)


⑤長ねぎは、緑の部分1㎝程、白い部分1.5㎝幅程度の袈裟斬り(斜め切り)にしておく。
⑥牛肉は器に盛った際、皆に等しく行き渡り戦の火種とならぬように盛り付け易く食べやすい適度なサイズに
切り揃えておく。
(切り落し、こま切れはそのままでも無用な戦は回避可能)

⑦鍋に水を張り、ちぎった板こんにゃくを鍋底に敷く様に入れ、その上に里芋を入れる。
(鍋を直火にかけた際、芋が焦げ付くのをこんにゃくが我が身を挺して防ぐ)



⑧鍋を火にかける(火力は芋煮の出来栄えを左右する。火を制してこそ最高の芋煮を手中に収め覇者となれる)。
時折かき混ぜながら沸騰させ、白く泡立ったなら、ここで二つの選択を迫られる。
[其の壱]湯を捨てて材料を流水で洗い流し鍋に戻し新しい水で再び煮る。
※手間と時間はかかるがすっきりと上品な味に仕上がる。
[其の弐]無骨にそのまま続行。
(沸騰して泡立ち吹きこぼれやすくなるが、この時点で醤油を少々加えることでそれが少し抑えられ、下味もつく)
※野趣溢れる力強い味わいに仕上がる。
どちらを選んでも間違いではない。だしを使う場合はこのタイミングが良い。
だしが無くてもこのタイミングで牛肉をだし代わりに極少量入れることで味に深みが増す。

⑨そのまま煮続け、時折里芋に串等を刺して煮え具合を確認。
芋に串がスッと通るくらいやわらかくなったらキノコを投入、と同時に調味料、砂糖・日本酒・醤油を加える。
ただし調味料の入れすぎに用心!特に砂糖と醤油は取り返しのつかない事態を招く恐れがある。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、完成の八割を目途に味付けするべし。




⑩次に牛肉を投入しアクを取りながら少し煮込む。
アクを取ることばかりに没頭して肉が煮えすぎてかたくならないように注意。

⑪肉にさっと火が通ったところで程度な大きさに切った豆腐を投入。ここで最後の味の調整。
味をみながら足りないと思われる調味料を加えていく。ここが作り手の技量を問われる重責ポイントとなる。
さらに用意していた味噌もこのタイミングで使う。
隠し味としてほんの少しだけお玉の中で汁に溶きながら加えることで汁がまろやかになりコクが増す。



⑫最後に長ねぎを投入し鍋に蓋をする。ここでの煮込み過ぎは厳禁重罪。
さっとひと煮たちで火からおろし、余熱でネギに火を通すつもりぐらいがちょうど良い。

⑬火からおろし蓋を開けた瞬間、湯気と共に幸福感いっぱいの香りに包まれながら、器に盛りつけ完成。
あとは出来立ての熱々を食すべし。


あらかた食べ進んだら残り汁に市販のカレーやシチューのルー等を加えて芋煮カレーうどんや芋煮シチューなども楽しめる。

具材から旨味が染み出て、優しくあたたかな味わいの芋煮。そんな芋煮は、お酒にもピッタリです!
今回は、山形県米沢市の歴史ある日本酒「東光」と一緒に頂きました♪
ぜひ皆さんもこの秋は、外で芋煮を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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